投資でいろいろやらかした日記

40代サラリーマンが数々の投資にチャレンジした記録

SPDYでやらかした!

記念すべき記事一本目はSPYDについてです。はい、だれもが知っている米国株高配当ETFであるSPYDにぶっこんでお金を溶かした記録です。。。

 

#現在WordPress環境に順次移行中です。ぜひそちらも参照ください!

 

kayasaku.com

 

 

今回のポイント

  1. SPYDとは?
  2. 投資状況
  3. どう評価・分析する?
  4. 今後の対策
  5. んでSPYDはどうする?
  6. 最後に。。

 でははじめていきます!

 

1. SPYDとは?

資産形成において、今の超低金利の時代、高配当の銘柄ってとっても魅力的なんですよね。特に日本人は高配当銘柄に対して、いい意味ではも、悪い意味でも弱いかも。。。その中でも私もSPYDに目が留まりました。

 

SPYDの詳細が知りたい人はググってもらうとして、、いわゆる米国株高配当ETFの一つで米国株S&P500のうち、高配当のものを投資信託として投資をする商品です。当時の自分の持っていた情報・印象は以下の感じ。(2020年1月・・・)

 

  • なんだか当時、絶好調の米国株
  • 配当利回り驚異の4%超
  • 個別株ではなく複数の銘柄を組み合わせた投資信託。特に上場投資信託(ETF: Exchange Traded Fund)。これによってJALで溶かしたように個別企業ではないので多少業績が悪くなってもそのインパクトは少ないはず
  • 米大手のステートストリート社が運用、0.07%という非常に安い経費率。
  • S&P500という米国の優良企業から機械的に高配当企業を配当率の上位から80社を選択。選ばれし企業に違いない。
  • 逆張り投資と説明する人もいたけど、、当時は意味不明。。
  • 楽天証券のランキングでもつねに上位。みんなが投資しているから安心

 

今読み返すと実に恐ろしいですが、、当時はこの程度の知識で一気にNISA枠へぶち込んだのでした。。

 

2. 投資状況

SPYDへの投資記録は以下の感じです。2020年2月に計 202株、886,150円を4回に分けて購入しています。

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SPYD投資記録

 

はじめの8株は試しで買ったのですが、その後は自分でもなぜこのような買い方をしたのか覚えていません。。(-_-;;;) この時点で終わってます。。

 

2020年10月13日時点でのリターンは以下の感じ。

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SPYDリターン(2020/10/13現在)

 

復活してきたとはいえ、マイナス26.4万円、実に30%近いマイナス。。。一時は為替も含めマイナス50%ほどになっていたと思います。。

 

でも、、は、配当もあるはず。。。

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SPYD配当 (2020年 3回分)

19,961円、、、しかも徐々に減っていっとる。。あと年内の1回がこの1/3出ると計算しても、、投資した当時の金額の3%しかない。。。(ToT)

 

3. どう評価・分析する?

この投資に対して自分としての現時点での評価は、、、

 

 

 

 

大失敗

 

です。。リターンがその理由ですが、そもそも色々ダメダメなところがありますが3点を特に。。

 

  • 失敗①:このETFについて理解が浅すぎ

    冒頭のこのETFに対する理解のところにも書いていますが、このETFの内容、リスクについてほとんど理解しないまま、日本人の多くの人が投資しているらしい、という理由のみで投資しました。。このSPYD自体に罪はありません。きっちりと特徴、リスクを理解して投資すべでした。

    配当率は、簡単に言うと「株価が下がる」もしくは「配当が上がる」ことによって相対的に良くなります。当時、「配当がよい=高配当」のみと勘違いしていました。。😓 しかもSPYDはS&P500から機械的に選んでいるので、、人気が下がって配当率が良くなっている銘柄が選ばれがちなんですよね。。これが結果的にコロナで大きな影響の受け、停滞した一つの理由と思っています。

    繰り返しますがSPYDに罪はありません。ただの特徴を理解して投資すべきでした。

  • 失敗②:短期間に大量に買ってしまった。。。

    当時、2週間の間に88万円超を突っ込んでいます。当時、投資枠として300万円くらいを考えており、明らかに一度にリスクを取りすぎです。買うとしてももっと少しずつ時間を分けて買うべきでした。

    当時の心境を思い出してみると、早く投資を始めたくて、ある程度の現金以外の資産規模を持ちたい、焦りの気持ちがありました。。この焦りの気持ちと値上ったら損する?という気持ちが今回の失敗の大きな原因と考えています。


  • 失敗③:為替に対する考慮が浅かった。。

    為替の変動が急激に起こりうる、という概念が抜けていました。当時110円、現状105円で、為替だけでも大きな損をしています。失敗②でも書きましたが、株価のみならず、為替も変動するために為替リスクを軽減するために時間的に分散して購入すべきでした。

4. 今後の対策

基本的に反省のところに書いた裏返しですが、以下の対策をとりはじめました。

 

  • 対策①:投資対象に対して徹底的に勉強する

    商品説明、本、ブログ、Youtubeなど現在は様々な情報に大変恵まれており、投資対象に対して勉強するための教材が豊富です。投資対象である銘柄、投資信託などの内容を出来るだけ勉強し、納得した上で投資をするようにしています。特に株式投資においてはそのリスクを理解することが必須であり、そのリスクとうまく付き合いながら投資を継続していきたいと思います。

  • 対策②:少額・分散投資を心掛ける

    一度にぶっこむのではなく、1銘柄につき少額、かつ一度に買うのではなく複数回に分けて買うなど分散して買うように心掛けています。ETFは1株数千円~5万円程度なので分散して買うにはちょうど良いです。また国内株についてはネオモバイルを活用し、1株単位で購入するようにしました。


  • 対策③:為替対策

    一度に日本円から米ドルに換金すると為替リスクを負うことになるので、時間的分散を行うことにしました。一つはSBI証券の外貨積み立てを使い、毎日少しづつ日本円から米ドルに換えることにより為替リスクを分散中です。

    また日本円から購入する際にも、そもそも対策②の時間的分散を行うことで為替リスクも分散可能なんですよね。。。よく考えれば当たり前ですが、、当時はそれすら実感できていなかったのだと思います。

5. んでSPYDはどうする?

含み損モリモリな状況ですが、NISA口座で損益合算も出来ず、、今後の教訓としてこのままガチホールドをしばらく続けてみようと思います。

 

ただ正直もとの39ドルとかにはさすがにならないと思います。。またこのETFの特徴もよく分かったので、買い増しもしない予定。でもSPDYに罪はありません。値が下がったら買いかもしれません。ただ私は高配当ETFが欲しくなったらVYM、HDVを買い増し予定です。これは単に好みの問題でSPYDに罪はありません(しつこい。。。)。

 

6. 最後に。。

10年ぶりくらいに投資再開して全くもって痛い目にあってしまいました。。。が、直近はとにかく相場に居残ることを最低限の目的として勉強していきたいと思います。

 

では、ぐらしあーす、ちゃおあでぃおー!